情報家電ショーケース
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導入事例


福井県大飯町

●アンケート結果の詳細


1. 情報家電サービスの認知度
 情報家電を「知っていた」あるいは「言葉だけは聞いたことがあった」とする利用者、あるいは、一度は聞いたことがあるとする利用者を合わせると、全体の約半数程度の割合でした(図1)。また、情報家電を「テレビや新聞などで見たことがある」「資料やパンフレットを見たことがある」とする利用者は全体の約3割程度でした(図2)。

2. 情報家電サービスに対する期待
 情報家電サービスに対する生活面での期待としてもっとも多く挙げられたのは「安全・安心感」でした。この中で、新興住宅地区では「安全・安心感」に対する期待がとくに高く、また集合住宅が多く立地する地区では「趣味・娯楽の充実化」や「家族や友人とのコミュニケーション活発化」に対する期待が高かったことが特徴として挙げられます(図3)。また、「個人に関する情報は守られているか」「使いこなせないのではないか」といった点が情報家電サービスを利用するにあたっての不安や心配な点として多く挙げられました(図4)。

3. 利用者の変化
  • 情報家電サービスに対するイメージの変化
     情報家電サービスを実際に利用することで、利用前に持っていたイメージが変わったとする利用者は全体の約半数でした。なお、利用前に持っていたイメージが変わったと答えた利用者の回答内容を見てみると「難しいと思っていたが意外と簡単に使えるものだった」「使いにくいものだと思っていたが意外と使いやすい」「便利さに驚き、さらに関心が高まった」などと答えていることがわかりました(図5)(表1)。

  • 不安要素の変化
     実際に情報家電サービスを利用することで、利用者が情報家電を使う前に感じていた不安や心配な点(不安要素)は全体的に減少しました。(図6)。

  • 対価意識の変化
     情報家電サービスに対し、支払っても良いとする月額サービス利用料金(ランニングコスト)は全体でみると利用前、利用後ともに「3,000円未満」までであれば支払う価値があると回答する利用者がもっとも多い結果でした(図7)。また、初期費用(イニシャルコスト)についても、利用前後で変化はなく「10万円未満」であれば支払う価値があると回答する利用者が多いことがわかりました(図8)。

  • 生活面での便利さ
     利用者は、情報家電サービスを使うことによって、利用前に比べて生活面において「かなり便利になった」「少し便利になった」と回答した利用者が全体の約半数を占め、「不便になった」と回答した利用者は約3.5%でした(図9)。
4. 情報家電サービスの有効性
  • 操作方法の習得、操作にかかる手数(操作性)
     操作方法については、「自然に習得でき、すぐに覚えることができた」と回答した利用者が全体の約6割を占め、比較的スムーズに使いこなすことができたと考えられます(図10)。

  • 保守対応の評価
     機器やネットワークインフラの不具合などを利用者自身で判断することは難しいため、問合わせの一元窓口を設置して運用を行いました。利用者による一元窓口の保守対応の速さ、サービスレベル(丁寧さ)の評価は、ともに高いものでした(図11)。













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